電動歯ブラシの構造とは

電動歯ブラシの頭部は、手用歯ブラシの頭部と頸部が一体化した形態をしています。把柄部には動力源であるモーターが内蔵されていて、頭部は把柄部から着脱できるような構造になっています。
電動歯ブラシは、モーターの回転が伝わることによって刷毛部が振動し歯面の汚れを清掃する仕組みで、振動機構は電動歯ブラシの種類によって異なりますが、かなり精密な構造で、微妙で複雑な動きを実現させています。また、使用時に唾液や水が歯ブラシ本体に入ってこないような工夫や、口腔内に入れやすい形状や動きに設計されています。動力はほとんどが充電式で、携帯に適したコンパクトな仕様のものも開発、販売されています。
頭部は、手用歯ブラシよりも小さめになったものが一般的です。また刷毛の硬さは、歯や歯肉を傷つけないようにと手用歯ブラシよりやわらかめになっています。一般に市販されている歯ブラシを差し込んで使用できるものなど、好みに合わせて頭部が選べる商品も発売されています。
刷毛部の材質はナイロン毛で、3、4列の多毛束型になったものがほとんどです。刷毛の長さに段差をつけたり、円形に植毛したり、小歯用など様々な形態のものが市販されています。
頭部の運動様式には、約2~4ミリの幅で前後運動もしくは左右運動する「往復運動」、刷毛が円や楕円を描くように回転する「反回転運動、楕円運動」、刷毛部分が微振動する「振動運動」、毛先が弧を描くように反転運動をする「アーチ型運動」、各運動が組み合わされた動きをする「複合運動」などがあります。音波を使用した電動歯ブラシでは、周波を振動に変えて刷毛部分を微振動させる「音波振動」も行われています。
また電動歯ブラシの本体には、電源を入れるためのオン(入)・オフ(切)スイッチ、頭部の回転や振動の強さを調節するための切り替えスイッチ、充電中を示すためのランプなどの機能が付いています。そのほかに、タイマー機能や押し付け防止用センサーなどが付いた商品も販売されています。

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