口腔清掃用具としての歯ブラシ

口腔清掃とは、口腔内の汚れを取り除いて口腔内を清潔に保つための行為のことです。すなわち、歯の表面や歯肉のふちの部分などに堆積してしまうプラーク(バイオフィルム)、食べ物の残りカス、それらが固まってしまった歯石、色素性沈着物などを、化学的、機械的な手段を持って、堆積してしまった汚れを除去したり、堆積しないように予防したりすることを言います。

口腔清掃によって口腔の2大疾患である「むし歯」や「歯周病」を予防して、口腔内の健康維持・増進を図り、日々の生活で円滑に口腔内の機能が果たせるようになることを目的としています。

口腔清掃には自分自身が日常的に行う「セルフケア(ホームケア)」と、歯科医療従事者が行う「プロフェッショナルケア」とがあり、それらは明確に区別されています。このうち、セルフケアの手段として使用される最も代表的なものが歯ブラシであり、歯磨きに使用される歯磨剤とともに口腔疾患の主な原因であるプラーク(歯垢)をコントロールするための、とても重要で、広く一般的に使われている口腔清掃用品です。

歯ブラシには一般的にどこでも売っている市販のものと、口腔疾患の予防や治療の一環として歯科医師や歯科衛生士の指導のもとに使用されている歯科医院用のものとがあります。また最近では、手で用いる歯ブラシに対して、電気的な振動を利用して歯磨きをする電動歯ブラシも広く使用されています。

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